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スマート予約割引サービスのご紹介

クラウドの予約割引を購入するのは、ある意味で賭けです。購入量が多すぎれば、使わないキャパシティにも料金を支払うことになります。少なすぎれば、本来もっと安くできるワークロードにオンデマンド料金を払い続けることになります。

WavePROのスマート予約割引サービスは、この判断をシンプルにするための仕組みです。実際のクラウド利用状況にもとづいてプランをレコメンドし、数クリックで購入でき、購入後はプランごとの効果を追跡できます。予約割引の判断を「賭け」から「戦略」に変えられます。

本ガイドでは、スマート予約割引サービスの仕組み、WavePROで表示される内容、利用を始める際の参照先をご案内します。


スマート予約割引サービスとは

スマート予約割引サービスは、AWSのリザーブドインスタンス(RI)とSavings Plans(SP)に保証を組み込んだものです。最低利用期間の終了後、月次コスト削減額の合計がマイナスになった場合、その差額が返金されます。これにより、その月の正味コスト削減額はゼロに戻ります。なお、最低利用期間中にコスト削減額がマイナスになっても、返金の対象にはなりません。

スマート予約割引サービスには、次の2種類があります。

  • スマート予約割引RI(GRI):保証が組み込まれたリザーブドインスタンス
  • スマート予約割引SP(GSP):同じ保証が組み込まれたSavings Plans

どちらも仕組みは同じで、どちらにもスマート予約利用料がかかります。

💡 スマート予約利用料の仕組み:スマート予約利用料は、保証にかかる費用です。定額ではなく、その月に実際に得られたコスト削減額に対する割合で計算されます。コスト削減額が減ればスマート予約利用料も減り、ゼロになればスマート予約利用料はかかりません。詳しくは「請求・料金ガイド」タブをご覧ください。

📝 すでにAWSのRIやSavings Plansをお持ちの場合:独自に購入したRIやSavings Plansを本プログラムに移行することはできません。対象となるのは、管理対象アカウントを通じて購入した予約割引のみです。管理対象アカウントとは、お客様のスマート予約割引サービスを保有する専用のAWSアカウントです。すでにRIやSavings Plansをお持ちの場合は、オンボーディングの前、およびWavePRO以外で新たに購入する前に、ご契約のパートナー様にご相談ください。


利用可能なプラン

お客様が選ぶのはプランであり、AWS側の予約割引の契約期間を選ぶ必要はありません。WavePROに表示されるプランには、次のようなものがあります。

プラン 最低利用期間 おすすめの用途
フレキシブルプラン 30日 変動が大きい、予測しにくい、または新しいワークロード。スマート予約割引サービスを初めて利用する場合にもおすすめです。最初の30日間が過ぎると、解約するまで毎月更新されます。
カスタムプラン プラン作成時にパートナー様が設定 一定の予算や特定のリソースに合わせて、パートナー様がお客様のアカウント向けに作成するプラン。
💡 「1年契約か3年契約かを選ぶ必要はありますか?」いいえ。基盤となるAWSの正規予約割引(RIまたはSP)は、システムが選択します。お客様が選ぶのはプランです。割引率を決めるのはプランであり、AWS側の契約期間ではありません。たとえば、フレキシブルプランの割引率は、AWSの標準的な1年契約と同等です。

WavePROの役割

WavePROは、スマート予約割引サービスを利用するためのセルフサービスポータルです。アカウントと請求の管理は、ご契約のパートナー様がバックグラウンドで行います。WavePROでは、レコメンドの確認、予約割引の購入、保有している予約割引の追跡を行います。

WavePROは「お店」と「レシートの保管箱」を1つにしたものです。スマート予約割引サービスのレコメンドでプランを比較して購入し、スマート予約割引ポートフォリオで保有内容とその効果を確認します。

⚠️ ご利用前に:スマート予約割引サービスは、ご契約のパートナー様がお客様のアカウントで有効にします。有効になるまで、WavePROに「予約割引」メニューは表示されません。

📝 クラウドの請求を自社で管理している場合:パートナー様を介さずに自社でクラウドの請求を管理している場合は、本ガイドの「パートナー様」を社内のクラウド請求管理者に読み替えてください。パートナー様からの請求書は発行されないため、スマート予約利用料の確認場所については「請求・料金ガイド」をご覧ください。


主な機能

スマート予約割引サービスが有効になると、WavePROで次の2つの機能を利用できます。

  • スマート予約割引サービスのレコメンド:過去のクラウド利用状況を分析し、最適なプランをレコメンドします。パートナー様が作成したカスタムプランも含めてレコメンドを確認し、その画面から直接購入できます。お客様側での設定は不要です。
  • スマート予約割引ポートフォリオ:購入したすべてのスマート予約割引サービスの記録です。サービスの種類、利用率、月次コスト、月次コスト削減額を確認できます。

お客様側で管理する必要がないもの:

  • 割引と返金の精算は、毎月自動で行われます。
  • 返金を申請する必要はありません。

次のステップ

  • WavePROクイックガイド:スマート予約割引サービスのレコメンドを開くところから、購入したプランの追跡までを順を追って説明します。
  • ステータス・画面リファレンス:WavePROに表示される各ステータスや画面の状態の意味を説明します。
  • 請求・料金ガイド:スマート予約利用料が表示されるタイミング、計算方法、返金の仕組みを説明します。